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“鬱”をチャンスにする方法

 

 

タイトル

 

 

"鬱"をチャンスにする方法

〜超長期視点で人生を変えた偉人たち〜

 

 

 

あなたは「鬱」という言葉を耳にした時、どのようなイメージを持つでしょうか。もしくは、うつ病の人に対してどのような印象を持っているでしょうか。おそらく大半の人は「うつ病の人は可哀想」といった印象を持っているかと思います。

 

また、うつ病の人に対して「可哀想だから治してあげないと」という気持ちになる人もいるでしょう。例えば海外なんかでは「うつ病患者には薬を出そう」という対策が積極的にされています。鬱という症状は"病気"であると認識され、それを治すために薬が出されているのです。

 

このような「鬱=病気、悪いもの」という価値観に対して僕は疑問に思っています。鬱それ自体は決して"悪"ではないからです。むしろ鬱のおかげで人生が好転することだってあるのです。ですのでここからは「鬱をチャンスに変えて人生を好転させる方法」についてお話をしていきます。

 

 

 

鬱をチャンスに変える方法

 

 

鬱をチャンスに変える方法は非常にシンプルです。それは「超長期的な視点を持つ」ことです。超長期的な視点を持つことができれば、鬱をチャンスに変えて人生を好転させることができます。

 

 

それを体現した偉人がいます。ブッダ、本名ゴータマ・シッダールタです。ブッダといえば、仏教の開祖となった人ですよね。実は、このブッダはもともと鬱だったのです。

 

 

ブッダは元々、古代北インドの小国である釈迦族の王子でした。釈迦族は小国であったため、いつ滅ぼされてもおかしくありませんでした。世の中は大戦乱の時代。そんな大変な時にブッダは父に期待され、釈迦族の王として一族を任せられます。

 

 

しかし、釈迦族は小国です。10年後、20年後に滅びるのは明らかでした。他の強い国に吸収合併されて奴隷になっているというのが見えている国の王になって意味があるのか、、、。そう思い悩んだブッダは鬱になってしまいました。

 

 

そんなブッダを救ったのが「超長期的な視点」です。ブッダはある時こう考えました。

 

 

「いや待てよ。。。釈迦族は確かに短い命。。。だけど、超長期で見たらマガダ国もコーサラ国も滅びるじゃん。どんなに強い国でも結局はみんな滅ぶんだ。200年、500年という視点で見たらみんな滅んでる。」

 

 

このことに気が付いたブッダは「な〜んだ、たいしたことないじゃん」と思えて楽になりました。それを機に、ブッダは「

この俯瞰する技術を高めていこう!」と多くの問題を解いていきました。そして、最終的に全て解決してお釈迦さんになったのです。

 

 

ブッダは超長期的な視点で物事を見ることで、気が楽になり、大きな偉業を成し遂げました。このように、一見大きな問題に思えることも、超長期的な視点でみれば大したこと無いと気がつくことが出来ます。

 

 

例えば、受験生には「この受験を失敗したら人生が終わる」と考える人がいますし、就活生にも「就活失敗したら人生が終わる」と考えている人がいます。でも、本当にそうでしょうか?それだけで人生が決まってしまうのでしょうか?違うと思います。

 

 

受験で失敗しても、就活で失敗しても、50年、100年という単位で見れば数ある小さな出来事の中の1つでしかありません。それよりも、受験が終わった後、就活が終わった後にどのような頑張りをするかの方が遥かに今後の人生に大きな影響を与えます。

 

 

もし何か悩んでいることや苦しいと感じていることがあれば、「自分の人生トータルで見た時に今の問題はどうかな?」と考えてみてください。少し楽になると思いますよ。

 

 

最後に。

 

 

うつ病の本来の字は『鬱』ではなく『宇津』です。これはつまり、「宇宙の入り口」を表しています。「鬱になれば宇宙の入り口に立てる。」と思うと、何だかワクワクしてきますよね。

 

 

 

 

“Deep”なポイント