世界最古の成功法則本『般若心経』で最も重要だとされていることとは?
般若心境は世界で最古の成功法則本
成功法則本、自己啓発本というと何を思い浮かべますか?
「7つの習慣
でも、
般若心経というのは、大般若経と呼ばれるお経がある。
600巻の経典がある。
600巻です。つまり、大般若経①・大般若経②・大般若経③....というのが600冊あるということです。ワンピースやドラゴンボールが600巻まであると考えると、相当な数がありますよね。こち亀ですら足元に及びません。
とにかく、凄い長い話の中で真理が書かれています。
何が面白いかというと、その600巻ある大般若経を一冊にまとめた
ダイジェスト版にまとめたのが般若心経と呼ばれるものです。
大般若経の心臓部分にあたる経典が般若心経です。
そこに何が書いてあるのか?
なぜお経が漢字なのか?
はんにゃーはーらーみーた
と、なぜ訳の分からない漢字で書かれているのか?
元々インドで編集されたもの。古代インドで編集されたので、サンスクリプト語で書かれている。だけど、中国に来た時に、中国語に翻訳されました。
で、日本に入ってきた時、日本の朝廷に勤めている高官たちは中国語が読めました。
中国語の読み書きが必須だったから。
なので当時の人たちは中国語で書かれた経典もスラスラと読めた。
一般の人たちは読み書きを習っていなかったので、日本語も中国語も読み書きできませんでした。
なので、中国語が読める官僚たちのために日本語でわざわざ翻訳する必要はなかったのです。
一切経という全部の経典は6万9千巻あると言われている。(文字数は約7000万文字)
それを、わざわざ編集する意味がない。
読みきれないくらいあるため、読むのに必死で翻訳する時間がなかった。
だから、今だに「はんだーはーらー」と言っているのです。
あれ読めたんです。昔の人は。
だけど今の人は読めない。
読めないというか、よく分からない。
一番、重要な言葉は
ぎゃーてぎゃーて
般若心経といえば、これ!というくらいに馴染みのある人も多いと思います。あのぎゃーてーぎゃーてーは何を表しているのでしょうか。
実は、そのぎゃーてーぎゃーての一文こそが、般若心経の中で最も重要な言葉なのです。
そこの部分だけインドのサンスクリット語のままで、中国人も翻訳しませんでした。
どういう意味かというと
「行こう、行こう、それを知ったならばやってみよう」ということ。
ぎゃーてーぎゃーては行こう行こう
みんなで実践して行こうよ!
と言っている。号令の言葉
つまり、般若心経に書かれている言葉を知っただけでは、億万長者になることはできない。
でも、やったら億万長者になれるから、やればいいじゃん。
やってみよう!あなたはどうする?
という意味。
なぜ中国で翻訳されたのかは分かっていませんが、その言葉に大きなパワーを感じていたのかもしれません。