“鬱”は病気ではない
タイトル
"鬱"は病気ではない
〜鬱のおかげで人生を変えた偉人たち〜
あなたは「鬱」という言葉を耳にした時、どのようなイメージを持つでしょうか。もしくは、うつ病の人に対してどのような印象を持っているでしょうか。おそらく大半の人は「うつ病の人は可哀想」といった印象を持っているかと思います。
また、うつ病の人に対して「可哀想だから治してあげないと」という気持ちになる人もいるでしょう。例えば海外なんかでは「うつ病患者には薬を出そう」という対策が積極的にされています。鬱という症状は"病気"であると認識され、それを治すために薬が出されているのです。
このような「鬱=病気、悪いもの」という価値観に対して僕は疑問に思っています。鬱それ自体は決して"悪"ではないからです。むしろ鬱のおかげで人生が好転することだってあるのです。
例えば、天照大御神は鬱になって引きこもり、外に出てくることによって偉大な神様になりました。また、ブッタは鬱になって自分の国から逃げ出し、出家して仏教の開祖となりました。このように鬱が人生を悪くさせるどころか、人生を良くさせることだってあるのです。
上記の例から分かることは「鬱それ自体は全然悪いことではない」ということです。大切なのは鬱になった結果、どうなったのか?です。その人が後にどのような人生を歩むのかで鬱になって良かったのか、悪かったのかが変わります。
天照大御神は鬱になって引きこもり、外に出てくることによって偉大な神様になったので「鬱になって良かった」となりますし、ブッタも鬱になって自分の国から逃げ出し、出家して仏教の開祖となったのですから「鬱になって良かった」わけです。
うつ病は悲しいことではない。
うつ病というと「悲しい」と感じる人が多くいますが、決して悲しいことではありません。鬱というのは単に状態や状況が変化しただけであって、悲しいと解釈する必要は無いのです。
また、うつ病になって「苦しい」「辛い」と感じることもあると思いますが、それを悪いことだと思わないでください。その「苦しい」「辛い」という感情を活かして何かできるかもしれないし、上記で紹介した天照大御神やブッタのように「苦しい」「辛い」という気持ちが良い未来を引き起こすことだってあるのです。
最後に。
うつ病の本来の字は『鬱』ではなく『宇津』です。これはつまり、「宇宙の入り口」を表しています。「鬱になれば宇宙の入り口に立てる。」と思うと、何だかワクワクしてきますよね。