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鬱って本当は素晴らしい

あなたは「鬱」という言葉を耳にした時、どのようなイメージを持つでしょうか。もしくは、うつ病の人に対してどのような印象を持っているでしょうか。おそらく大半の人は「うつ病の人は可愛そう」といった印象を持っていると思います。そして、うつ病の人に対して「可愛そうだから治してあげないと」という気持ちになる人もいるでしょう。例えば海外なんかでは「うつ病患者には薬を出そう」という対策が積極的にされています。鬱という症状は病気であると認識され、それを治すために薬が出されているのです。

 

 

このような「鬱=悪」という価値観に対して僕は疑問に思っています。鬱それ自体は決して悪ではないからです。むしろ鬱のおかげで人生が好転することだってあるのです。うつ病の本来の字は『鬱』ではなく『宇津』です。これはつまり、「宇宙の入り口」を表しています。ですので本来であれば、鬱になって「やっと宇宙の入り口に立てたね。よかったね」と称賛されるべきものなのです。天照大御神も鬱になって引きこもり、出てくることによって偉大な神様になりました。ブッタも鬱になって自分の国から逃げ出し、出家して仏教の開祖となりました。鬱それ自体は全然悪いことではないのです。ですからうつ病を治そうとするのではなく、むしろうつ病であることを前向きに捉えてほしいなと思います。